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		<title>にわか自然愛好家</title>
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		<pubDate>Sun, 06 May 2012 16:03:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yoko</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[ランドスケープ]]></category>
		<category><![CDATA[環境]]></category>

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		<description><![CDATA[子供の頃から、野外活動には、あまり興味がありませんでした（ガールスカウトだったのに）。昔のキャンプ場は、トイレとかが不潔で嫌だったし、土をいじっても、水をさわっても、日にあたっても、アトピーがかゆくなったのも、原因かもしれません。野外活動で接するような、樹木とか野鳥にも、興味を持っていなかったように思います。
でも、New Englandに住み、寒くて長い冬を経験するようになってからは、春先から夏にかけてだけ、私はにわか自然愛好家になるようです。灰色の季節のあと、あたりが急に緑になると、あの花は何だろう、あの鳥は何だろうと、気になってしょうがない。暑くなるころには、その熱も冷めるとわかっているのですが。
四月の初めですから、もう一ヶ月も前になりますが、隣家との間に、豆粒のように小さい白い花が、たくさん咲きました（写真）。去年までは、そんな花は、そこになかったと思う。かわいい花なので、何だろう、増やせないかなと思い、ネットで調べてみました。Rock Sandwort というワイルドフラワーらしい。名前を直訳すると、石砂花となるのですが、名前どおり、砂地や岩場の、乾いた地面に生えるのだそうです。我家の庭土は、栄養たっぷりなのですが、たまたま隣家との間に、砂がたまった場所ができ、それで生えてきたようです。
もうひとつは、四月半ばくらいに聞こえた、ある小鳥の声。これも、我家で聞こえたことは、この8年、一度もなかったのですが、持っているCDのジャズ音楽の冒頭（どの音楽か忘れた）に、使われているので、あっあれだっと、思ったわけです。
鳥の声だけで、鳥の名前をみつけるのは、難しいですね。鳥の鳴き声カタログみたいなサイトは、あれこれあるのですが、声の分類というのは、文章で書かれてもわかりにくい。かなり時間を費やして探した結果、政府のUSGCのサイトに、鳥の鳴き声リストを見つけ、それを片端から聞くという、どんくさい方法をとって、とうとう発見！
White-throated Sparrawという、米国北部やカナダに多い小鳥でした。今回、姿は見れなかったのですが、かわいいその姿と、歌声を、Youtubeでも見つけることができました（ココ）。気持ちがさわやかになるので、一度聞いてみてください。(Y)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1550" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/05/12photo0506.jpg" rel="lightbox[1542]"><img class="size-thumbnail wp-image-1550" title="12photo0506" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/05/12photo0506-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">四月に隣家との間に咲きました</p></div>
<p>子供の頃から、野外活動には、あまり興味がありませんでした（ガールスカウトだったのに）。昔のキャンプ場は、トイレとかが不潔で嫌だったし、土をいじっても、水をさわっても、日にあたっても、アトピーがかゆくなったのも、原因かもしれません。野外活動で接するような、樹木とか野鳥にも、興味を持っていなかったように思います。</p>
<p>でも、New Englandに住み、寒くて長い冬を経験するようになってからは、春先から夏にかけてだけ、私はにわか自然愛好家になるようです。灰色の季節のあと、あたりが急に緑になると、あの花は何だろう、あの鳥は何だろうと、気になってしょうがない。暑くなるころには、その熱も冷めるとわかっているのですが。<span id="more-1542"></span></p>
<p>四月の初めですから、もう一ヶ月も前になりますが、隣家との間に、豆粒のように小さい白い花が、たくさん咲きました（写真）。去年までは、そんな花は、そこになかったと思う。かわいい花なので、何だろう、増やせないかなと思い、ネットで調べてみました。Rock Sandwort というワイルドフラワーらしい。名前を直訳すると、石砂花となるのですが、名前どおり、砂地や岩場の、乾いた地面に生えるのだそうです。我家の庭土は、栄養たっぷりなのですが、たまたま隣家との間に、砂がたまった場所ができ、それで生えてきたようです。</p>
<p>もうひとつは、四月半ばくらいに聞こえた、ある小鳥の声。これも、我家で聞こえたことは、この8年、一度もなかったのですが、持っているCDのジャズ音楽の冒頭（どの音楽か忘れた）に、使われているので、あっあれだっと、思ったわけです。</p>
<p>鳥の声だけで、鳥の名前をみつけるのは、難しいですね。鳥の鳴き声カタログみたいなサイトは、あれこれあるのですが、声の分類というのは、文章で書かれてもわかりにくい。かなり時間を費やして探した結果、政府のUSGCのサイトに、<a title="http://www.mbr-pwrc.usgs.gov/id/songlist.html" href="http://" target="_blank">鳥の鳴き声リスト</a>を見つけ、それを片端から聞くという、どんくさい方法をとって、とうとう発見！</p>
<p>White-throated Sparrawという、米国北部やカナダに多い小鳥でした。今回、姿は見れなかったのですが、かわいいその姿と、歌声を、Youtubeでも見つけることができました（<a href="http://www.youtube.com/watch?v=sL_YJC1SjHE" target="_blank">ココ</a>）。気持ちがさわやかになるので、一度聞いてみてください。(Y)</p>
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		<title>愛の建築</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Apr 2012 23:44:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>takaya</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[ランドスケープ、建築、アメリカ]]></category>

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		<description><![CDATA[すっかり春です。ぽかぽか陽気で、僕でも、とうとう半袖を着ました。景色に淡い緑色が広がっていくのは、気持ちがほっとします。庭に、いろいろな鳥が来て、鳥の声も頻繁に聞かれるようになりました。そんな中でロビンも、うちの庭に来て、よくミミズをとっています。
ロビンがミミズをとるところ、見たことありますか。おもしろいんです。芝生の上を、まるで”だるまさんが転んだ”をしているように、歩き回ります。そして、少し首をかしげたかな、と思ったら、次の瞬間、地面をガッガッガ！と突きます。そしたら、ミミズを土の中からビヨーンと引っ張り出します。いつ見てもすごい！と感心させられます。
春は鳥たちがパートナーを探す季節でもあります。ロビン君達も、巣作りに大忙しです。巣の材料である枯れ草を、口ばしいっぱいに咥えて集めます。
先日、ロビンの巣を発見しました。我が家の裏庭のゲートにいったん停まって、その隣の茂みの中に入ったので、もしやと思ったら、案の定。意外と低いところに巣を作っていました。
いないときにおじゃまして、観察したら、その出来栄えの良さに感心。巣の内側は、泥か唾液か、枯れ草をつなぎ合わせて、完璧な器が出来ています。大きすぎず、小さすぎず。潅木の枝の三叉のところで安定しています。
これから大変ですね。自分のことのように気にかかります。ちゃんと相手を見つけられるんだろうか。卵はちゃんと孵るんだろうか。チックは隣の馬鹿犬コッパーに殺されないだろうか。いや、なんと言っても、近所の猫、プリンちゃんに狙われないだろうか、云々（昔、僕はプリンちゃんから、ロビンのチックを救った経験がある）。
話は飛ぶんですが、なぜかフィリップ・ジョンソンを思い出しました。彼の最高傑作であるGlass Houseはあまりにも有名だが、実はGlass Houseと同じ敷地におもしろい建築をいくつかデザインしています。
それらの建築をフィリップ・ジョンソン自ら紹介したビデオを、昔見たことがあります。その中のひとつにゲストハウスがあるのですが、それがどういう外観をしているかは忘れました。でも、インテリアはすごく印象に残っています。なぜかと言うと、彼がそのベッドルームを熱っぽく、「そこでセックスするのがどんなに良いか」と語っていたからです。
全体的にピンクの柔らかい質感の空間に、これまたぴったりのベッドが。その部屋にはベッド以外なにもないわけです。結構驚きましたね。フィリップ・ジョンソン、この人はエロじじいか？とまで思いました。
でも、こういうのって、実は大事なんだと思います。どうしても、タブーになりがちなテーマですが、人間の営みの空間をデザインするということに、タブーなんかないわけですから。
さて、うちのロビン君は、きっとすぐお嫁さんを見つけることでしょう。あんなに立派な巣を作ったんだから。がんばれ！ロビン君。（T）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>すっかり春です。ぽかぽか陽気で、僕でも、とうとう半袖を着ました。景色に淡い緑色が広がっていくのは、気持ちがほっとします。庭に、いろいろな鳥が来て、鳥の声も頻繁に聞かれるようになりました。そんな中でロビンも、うちの庭に来て、よくミミズをとっています。</p>
<div id="attachment_1537" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/04/12photo0415_1.jpg" rel="lightbox[1535]"><img class="size-thumbnail wp-image-1537" title="12photo0415_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/04/12photo0415_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">完成したばかりの巣</p></div>
<p>ロビンがミミズをとるところ、見たことありますか。おもしろいんです。芝生の上を、まるで”だるまさんが転んだ”をしているように、歩き回ります。そして、少し首をかしげたかな、と思ったら、次の瞬間、地面をガッガッガ！と突きます。そしたら、ミミズを土の中からビヨーンと引っ張り出します。いつ見てもすごい！と感心させられます。<span id="more-1535"></span></p>
<p>春は鳥たちがパートナーを探す季節でもあります。ロビン君達も、巣作りに大忙しです。巣の材料である枯れ草を、口ばしいっぱいに咥えて集めます。</p>
<p>先日、ロビンの巣を発見しました。我が家の裏庭のゲートにいったん停まって、その隣の茂みの中に入ったので、もしやと思ったら、案の定。意外と低いところに巣を作っていました。</p>
<p>いないときにおじゃまして、観察したら、その出来栄えの良さに感心。巣の内側は、泥か唾液か、枯れ草をつなぎ合わせて、完璧な器が出来ています。大きすぎず、小さすぎず。潅木の枝の三叉のところで安定しています。</p>
<p>これから大変ですね。自分のことのように気にかかります。ちゃんと相手を見つけられるんだろうか。卵はちゃんと孵るんだろうか。チックは隣の馬鹿犬コッパーに殺されないだろうか。いや、なんと言っても、近所の猫、プリンちゃんに狙われないだろうか、云々（昔、僕はプリンちゃんから、ロビンのチックを救った経験がある）。</p>
<p>話は飛ぶんですが、なぜかフィリップ・ジョンソンを思い出しました。彼の最高傑作であるGlass Houseはあまりにも有名だが、実はGlass Houseと同じ敷地におもしろい建築をいくつかデザインしています。</p>
<p>それらの建築をフィリップ・ジョンソン自ら紹介したビデオを、昔見たことがあります。その中のひとつにゲストハウスがあるのですが、それがどういう外観をしているかは忘れました。でも、インテリアはすごく印象に残っています。なぜかと言うと、彼がそのベッドルームを熱っぽく、「そこでセックスするのがどんなに良いか」と語っていたからです。</p>
<p>全体的にピンクの柔らかい質感の空間に、これまたぴったりのベッドが。その部屋にはベッド以外なにもないわけです。結構驚きましたね。フィリップ・ジョンソン、この人はエロじじいか？とまで思いました。</p>
<p>でも、こういうのって、実は大事なんだと思います。どうしても、タブーになりがちなテーマですが、人間の営みの空間をデザインするということに、タブーなんかないわけですから。</p>
<p>さて、うちのロビン君は、きっとすぐお嫁さんを見つけることでしょう。あんなに立派な巣を作ったんだから。がんばれ！ロビン君。（T）</p>
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		<title>6.5番街</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Mar 2012 23:35:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yoko</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[まちづくり]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[都市デザイン]]></category>

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		<description><![CDATA[ニューヨークの、6番街と7番街の間の街区では、南は51丁目から北は57丁目までは、ビルとビルの間に、隙間があります。個人の土地なのですが、ちょっとプラザっぽくなったりしていて、通り抜けられるようになっています。ところが、東西に走る公道と交わるところには、交差点がなく、飛び出す人がいたりして、危なかったらしい。
そこでニューヨーク市の交通局が、この私道が公道と交わる六ヶ所に、交差点を設ける計画を発表したのだそうです（ニューヨークタイムズ紙の記事）。以前もここに書きましたが、今の交通局の担当者は、タイムズスクエア周辺を歩行者天国にしたり、マンハッタン中に自転車専用レーンを設けたり、なかなかおもしろいことを、思い切ってやってくれます。かなり乱暴な手段で、自分の計画を通すので、批判も多いですけどね。
6番街と7番街の間にあるから、6.5番街。もちろん正式名称ではありませんが、人知れず隠された道という感じがして、この記事のなかでも、「ハリー・ポッターっぽくて良いじゃない」と言っている人が。個人的には、もうちょっと、凝った名前をつけて欲しいと思いますが、都市なのに、路地のようなものが少ないニューヨークで、こういう空間を育てるのは歓迎です（Y)。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1533" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0329_2.jpg" rel="lightbox[1522]"><img class="size-thumbnail wp-image-1533" title="12photo0329_2" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0329_2-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">Viburnumという樹の一種ですが、ここニューイングランドでも3月には咲くという珍しい品種です。一枝いただいたので、飾ってみました。とても良い香り。</p></div>
<p>ニューヨークの、6番街と7番街の間の街区では、南は51丁目から北は57丁目までは、ビルとビルの間に、隙間があります。個人の土地なのですが、ちょっとプラザっぽくなったりしていて、通り抜けられるようになっています。ところが、東西に走る公道と交わるところには、交差点がなく、飛び出す人がいたりして、危なかったらしい。<span id="more-1522"></span></p>
<p>そこでニューヨーク市の交通局が、この私道が公道と交わる六ヶ所に、交差点を設ける計画を発表したのだそうです（<a href="http://www.nytimes.com/2012/03/30/nyregion/for-midtown-manhattan-pedestrians-an-avenue-alternative.html" target="_blank">ニューヨークタイムズ紙の記事</a>）。以前もここに書きましたが、今の交通局の担当者は、タイムズスクエア周辺を歩行者天国にしたり、マンハッタン中に自転車専用レーンを設けたり、なかなかおもしろいことを、思い切ってやってくれます。かなり乱暴な手段で、自分の計画を通すので、批判も多いですけどね。</p>
<p>6番街と7番街の間にあるから、6.5番街。もちろん正式名称ではありませんが、人知れず隠された道という感じがして、この記事のなかでも、「ハリー・ポッターっぽくて良いじゃない」と言っている人が。個人的には、もうちょっと、凝った名前をつけて欲しいと思いますが、都市なのに、路地のようなものが少ないニューヨークで、こういう空間を育てるのは歓迎です（Y)。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>One Year After</title>
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		<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 00:51:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yoko</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[建築　ランドスケープ　アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[震災復興]]></category>

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		<description><![CDATA[震災から一年。所属するフェアフィールド郡日米協会では、&#8221;Tohoku One Year After&#8221;というイベントを開催しました。Yale大学の斉藤淳先生と、領事館の川村主席領事による二つの講演、そしてニューヨークで活躍する石ぐれ雅代さんによる琴の演奏。
日本の現状を知るという点で、自分たちの勉強にもなったけれど、それよりも、この地域での震災への気づきを保つのに、多少は貢献できたかな。海外から日本へのボランティアも、めっきり減ってしまったとか。人間は、いろんなことを忘れるから生きていけるのだろうけど、忘れてはいけないこともあるんだと、自分に言い聞かせています。
このイベントで、少し挨拶をすることになって、そこでも紹介したのが、この本です。
&#8220;Tokyo Capital of Japan: Reconstruction Work&#8221;というタイトルです。関東大震災から7年経った1930年に、当時の東京市長だった堀切善次郎が、英語で出版し、世界中の復興支援者に送ったものです。大学の図書館で、これを発見したときは、感動しました。
手紙の形式で書かれた、善次郎自身の前書きによれば、この本は、世界の支援者にお礼を言うと共に、東京が、最新の都市計画のアイデアをもって、復興しつつあることを伝えるために、まとめられたらしい。
何に感動するって、80年前の日本人の頑張りに感動します。英語で、金文字の立派な装丁の本をつくり、「震災にやられたって、日本はもう、西洋化（！）された進んだ国なんですよ」と伝えようとする頑張り。実際に、都市計画家の専門グループを、世界中のどの政府ももっていなかった規模でつくり、首都計画を短期でつくりあげるという頑張り。
これらは同時に、誇りでもあって、きちんと背広をきた東京市の職員や技術者の、胸をはった姿が目に浮かぶようです。実際、このときに計画し建設された小学校などは、構造的に地震に強いだけでなく、地域からの避難用に公園が併設されていたりして、震災の経験をいかした、新しいアイデアを実現したりしている。誇るに足る計画だったんですね。
関東大震災で、この本に到達するのに7年。出版時点で、多くの計画は、まだ建設中だったようです。東日本大震災で、そこまで到達するのに何年かかるでしょう？復興で一番大切なのは、被害を受けた方々が、もとのように生活できるようになることであって、その計画の&#8221;先進性”ではありません。でも日本人と、日本の技術者が胸をはって、その結果を見せられるようなものになりますように。そのために私も、私なりの貢献をしたいと思っています。（Y)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1516" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0318_1.jpg" rel="lightbox[1509]"><img class="size-thumbnail wp-image-1516" title="12photo0318_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0318_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">関東大震災の復興計画書（英語版）の表紙</p></div>
<p>震災から一年。所属するフェアフィールド郡日米協会では、&#8221;Tohoku One Year After&#8221;というイベントを開催しました。Yale大学の斉藤淳先生と、領事館の川村主席領事による二つの講演、そしてニューヨークで活躍する石ぐれ雅代さんによる琴の演奏。</p>
<p>日本の現状を知るという点で、自分たちの勉強にもなったけれど、それよりも、この地域での震災への気づきを保つのに、多少は貢献できたかな。海外から日本へのボランティアも、めっきり減ってしまったとか。人間は、いろんなことを忘れるから生きていけるのだろうけど、忘れてはいけないこともあるんだと、自分に言い聞かせています。</p>
<p>このイベントで、少し挨拶をすることになって、そこでも紹介したのが、この本です。<span id="more-1509"></span></p>
<p>&#8220;Tokyo Capital of Japan: Reconstruction Work&#8221;というタイトルです。関東大震災から7年経った1930年に、当時の東京市長だった堀切善次郎が、英語で出版し、世界中の復興支援者に送ったものです。大学の図書館で、これを発見したときは、感動しました。</p>
<p>手紙の形式で書かれた、善次郎自身の前書きによれば、この本は、世界の支援者にお礼を言うと共に、東京が、最新の都市計画のアイデアをもって、復興しつつあることを伝えるために、まとめられたらしい。</p>
<div id="attachment_1518" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0318_2.jpg" rel="lightbox[1509]"><img class="size-thumbnail wp-image-1518" title="12photo0318_2" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/03/12photo0318_2-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">関東大震災で焼失した地域の図（80年前の復興計画書から）</p></div>
<p>何に感動するって、80年前の日本人の頑張りに感動します。英語で、金文字の立派な装丁の本をつくり、「震災にやられたって、日本はもう、西洋化（！）された進んだ国なんですよ」と伝えようとする頑張り。実際に、都市計画家の専門グループを、世界中のどの政府ももっていなかった規模でつくり、首都計画を短期でつくりあげるという頑張り。</p>
<p>これらは同時に、誇りでもあって、きちんと背広をきた東京市の職員や技術者の、胸をはった姿が目に浮かぶようです。実際、このときに計画し建設された小学校などは、構造的に地震に強いだけでなく、地域からの避難用に公園が併設されていたりして、震災の経験をいかした、新しいアイデアを実現したりしている。誇るに足る計画だったんですね。</p>
<p>関東大震災で、この本に到達するのに7年。出版時点で、多くの計画は、まだ建設中だったようです。東日本大震災で、そこまで到達するのに何年かかるでしょう？復興で一番大切なのは、被害を受けた方々が、もとのように生活できるようになることであって、その計画の&#8221;先進性”ではありません。でも日本人と、日本の技術者が胸をはって、その結果を見せられるようなものになりますように。そのために私も、私なりの貢献をしたいと思っています。（Y)</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>家を撮る</title>
		<link>http://pedarch.com/blog/?p=1504</link>
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		<pubDate>Mon, 27 Feb 2012 02:02:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>takaya</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>

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		<description><![CDATA[去年の冬がひどかっただけに、今年の冬は暖かくて、ほっとしています。大雪に備えて、新しい雪かき機を買ったのですが、結局まだ一回しか出動していません。まだ２月だというのに、もう、フキノトウが出てきました。2ヶ月早い気がします。
話は変わって、僕らがデザインした家が、ついに完成。そこで、マーケティング用の写真を撮りました。といっても、自分達で撮ったわけでなく、プロの写真家にお願いしました。
今回は室内だけだったのですが、撮影って大変だということを実感。結局一日では終わりませんでした。ワンショット撮るのに、いちいち光源のライトの位置や、フラッシュのタイミングの調節をしながら、一時間以上かかったりして。でもなかなか有意義でした。自分達が見せたいアングルを議論しながら、何ショットも撮ったわけですが、そうすることで、自分達のデザインの良さを再確認。いや、自画自賛です。
自分で撮るアングルを決めるということに自信があっても、やはりプロの写真家に頼む必要があると痛感したのは、”光”です。室内って、光の量が限られているし、さらにそのために、自分が撮ったものでは、空間の細部というのが、いまいちクリアに見えないことを気づきました。うーん、難しいものですね。ただ部屋が明るければ、クリアに写真が撮れるってものじゃないようです。あまり天気が良すぎても、撮りにくいそうです。
おもしろいのは、写真家は、この部屋は、一日のうちのいつ頃、写真を撮ればいいのか考えてます。僕らも空間をデザインするとき、太陽の向きを気にはしますが、彼の場合、もっと緻密です。太陽光線の向きで、物事の形が決まるとでもいうのでしょうか。
朝から夕方まで、写真を撮るということで、家の中にいると、普段、見過ごしがちな、空間の表情の変化に気づきます。でも一番うれしいのは、なんと言っても、その空間で、人の生活が始まったということでしょうか。
すごく些細なディテールなのですが、空間には、すでに、人が住んでいる気配が漂います。他人である自分が知らない、その人の生活の作法でしょうか。例えば、棚にある本であるとか、カウンターに置いてあるメモであるとか、あるいは置かれている家具の微妙な配置加減だとか。
実際のところ、住宅のプロモーション用の撮影は、今回に限って言えば、プライバシーな情報を示すものは極力消去して撮影しました。それでもなんとなく、人の生活観というのは、写真ににじみ出てくるのではないかと思っています。それはたぶん、僕らのデザインに関する姿勢から、そうしたいとも言えるでしょう。（T)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>去年の冬がひどかっただけに、今年の冬は暖かくて、ほっとしています。大雪に備えて、新しい雪かき機を買ったのですが、結局まだ一回しか出動していません。まだ２月だというのに、もう、フキノトウが出てきました。2ヶ月早い気がします。</p>
<div id="attachment_1506" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/02/12photo0226_1.jpg" rel="lightbox[1504]"><img class="size-thumbnail wp-image-1506" title="12photo0226_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/02/12photo0226_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">これは僕が撮った写真。アングルは気に入ってるけど、写真としてのクオリティーはいまいち。</p></div>
<p>話は変わって、僕らがデザインした家が、ついに完成。そこで、マーケティング用の写真を撮りました。といっても、自分達で撮ったわけでなく、プロの写真家にお願いしました。</p>
<p>今回は室内だけだったのですが、撮影って大変だということを実感。結局一日では終わりませんでした。ワンショット撮るのに、いちいち光源のライトの位置や、フラッシュのタイミングの調節をしながら、一時間以上かかったりして。でもなかなか有意義でした。自分達が見せたいアングルを議論しながら、何ショットも撮ったわけですが、そうすることで、自分達のデザインの良さを再確認。いや、自画自賛です。<span id="more-1504"></span></p>
<p>自分で撮るアングルを決めるということに自信があっても、やはりプロの写真家に頼む必要があると痛感したのは、”光”です。室内って、光の量が限られているし、さらにそのために、自分が撮ったものでは、空間の細部というのが、いまいちクリアに見えないことを気づきました。うーん、難しいものですね。ただ部屋が明るければ、クリアに写真が撮れるってものじゃないようです。あまり天気が良すぎても、撮りにくいそうです。</p>
<p>おもしろいのは、写真家は、この部屋は、一日のうちのいつ頃、写真を撮ればいいのか考えてます。僕らも空間をデザインするとき、太陽の向きを気にはしますが、彼の場合、もっと緻密です。太陽光線の向きで、物事の形が決まるとでもいうのでしょうか。</p>
<p>朝から夕方まで、写真を撮るということで、家の中にいると、普段、見過ごしがちな、空間の表情の変化に気づきます。でも一番うれしいのは、なんと言っても、その空間で、人の生活が始まったということでしょうか。</p>
<p>すごく些細なディテールなのですが、空間には、すでに、人が住んでいる気配が漂います。他人である自分が知らない、その人の生活の作法でしょうか。例えば、棚にある本であるとか、カウンターに置いてあるメモであるとか、あるいは置かれている家具の微妙な配置加減だとか。</p>
<p>実際のところ、住宅のプロモーション用の撮影は、今回に限って言えば、プライバシーな情報を示すものは極力消去して撮影しました。それでもなんとなく、人の生活観というのは、写真ににじみ出てくるのではないかと思っています。それはたぶん、僕らのデザインに関する姿勢から、そうしたいとも言えるでしょう。（T)</p>
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		<title>雪吊り</title>
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		<pubDate>Sun, 12 Feb 2012 23:54:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yoko</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>

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		<description><![CDATA[年末に帰国したとき、日帰りで金沢に行きました（今回の帰国では、ほとんど誰にも連絡できませんでした。不義理をした皆様、ごめなさい）。最初の目的地は、兼六園。初めてではないはずだけど、前回行ったのは、いつだったかさえ、思い出せません。
久々に見て、「あれ、こんなに大味の庭だったっけ？」というのが、第一印象。大名の庭園だから広くて、回遊路を歩いて、いろいろな景色を楽しむのですが、どうもあんまり景色が変わらないような印象を受けるのです。例えば前を向けば、こんもりと丘で、後ろを向けば池だったりするから、景色は絶対に変わっているはずなのですが。
デザインの味付けが、みんな一緒なのでしょうね。それに、茶庭や離宮の庭のように、風景の変わり目に、植栽などによる目隠しがないのも、大味の原因かもしれません。「さあ、違う景色がくるよ」という合図がないのです。
それでも、期待どおり、雪吊りは良かった。大きい樹木だけでなく、小さいものも、ひとつひとつ吊ってあって、幾何学的な形が、竹と縄という有機的なものでできているのが、不思議だし、美しい。茶室の前などは、まるで現代彫刻が並んでいるようです。雪の中でみたら、また違う美しさがあるのでしょうね。近くによって、しげしげと結び目などをチェックしたのですが、本当にどれもピシッとしていて、職人さんの腕のたしかさと、心意気を感じました。
こういう正確さを大切にし、それを清々しいと感じる伝統は、日本にしかないなあ、と思います。海外にきて、伝統のなかに何かを発見するようになった、というと大げさかな。これまで、何も見えていなかっただけかもしれませんけれども（Y)。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>年末に帰国したとき、日帰りで金沢に行きました（今回の帰国では、ほとんど誰にも連絡できませんでした。不義理をした皆様、ごめなさい）。最初の目的地は、兼六園。初めてではないはずだけど、前回行ったのは、いつだったかさえ、思い出せません。</p>
<div id="attachment_1498" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/02/12photo0212.jpg" rel="lightbox[1492]"><img class="size-thumbnail wp-image-1498" title="12photo0212" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/02/12photo0212-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">兼六園の雪吊り</p></div>
<p>久々に見て、「あれ、こんなに大味の庭だったっけ？」というのが、第一印象。大名の庭園だから広くて、回遊路を歩いて、いろいろな景色を楽しむのですが、どうもあんまり景色が変わらないような印象を受けるのです。例えば前を向けば、こんもりと丘で、後ろを向けば池だったりするから、景色は絶対に変わっているはずなのですが。<span id="more-1492"></span></p>
<p>デザインの味付けが、みんな一緒なのでしょうね。それに、茶庭や離宮の庭のように、風景の変わり目に、植栽などによる目隠しがないのも、大味の原因かもしれません。「さあ、違う景色がくるよ」という合図がないのです。</p>
<p>それでも、期待どおり、雪吊りは良かった。大きい樹木だけでなく、小さいものも、ひとつひとつ吊ってあって、幾何学的な形が、竹と縄という有機的なものでできているのが、不思議だし、美しい。茶室の前などは、まるで現代彫刻が並んでいるようです。雪の中でみたら、また違う美しさがあるのでしょうね。近くによって、しげしげと結び目などをチェックしたのですが、本当にどれもピシッとしていて、職人さんの腕のたしかさと、心意気を感じました。</p>
<p>こういう正確さを大切にし、それを清々しいと感じる伝統は、日本にしかないなあ、と思います。海外にきて、伝統のなかに何かを発見するようになった、というと大げさかな。これまで、何も見えていなかっただけかもしれませんけれども（Y)。</p>
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		<title>明けましておめでとうございます。</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Jan 2012 00:15:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>takaya</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[ランドスケープ、建築、アメリカ]]></category>

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		<description><![CDATA[明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。昨年はエッセーの更新が度々滞って、すみませんでした。今年はなんとか、適時更新できるよう、努力します。
年始年末は日本に帰っていました。前回帰ったのが４年前ですから、久しぶりの日本でした。しかもお正月を日本で過ごしたのは、おそらく１５年ぶり！ゆく年くる年を、こたつに入って、ライブで見るなんて、なんだか感激。しかし、４年帰っていないと、信じられないことに戸惑っていました。お店の店員さんの日本語の意味が、一瞬わからないことが２，３度あったんです。丁寧語を普段、耳にしていなかったからだろうと思いますが、ちょっと自分が馬鹿に思えました。
たまにしか帰らないからなのですが、日本の都市の変貌に、毎回驚かされています。今回は地元の関西だけでしたが、それでも大阪の梅田は、だいぶ変わったような気がします。しかし相変わらず人が多い。日本の人口が減少してるって聞いたけど、ホンマかいな。おそらく大都市では、まだまだ活気があるように思えますが。
全然デザインと関係ないですけど、日本の食べ物はおいしいですね。ここぞとばかり、普段食べられないものを食べていました。いや、全然高いものじゃないんです。蓬莱５５１の豚マンとか、心斎橋のたこ焼きとか、云々。デパートの地下なんか入ったら、”ああ、こんな素晴らしい場所が日本には沢山あるのに、なんであんな食い物のまずいアメリカに住んでるんだろう”と、ものすごくホームシックにかかっていました。
ということで、京都の錦市場に行ってきました。最高ですね、あの濃密な空間。薄暗いアーケード内に、店先から昇る湯気がゆらゆらと、灯りに照らされて。ごく日常の空間なのに、どことなく非日常に見えてくるのは錯覚だろうか。ちなみに河井は、だし巻き卵の店が、あいにく閉まっていて、くやしがっていました。僕も残念。今度いつあれを食べられるのか。（T)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。昨年はエッセーの更新が度々滞って、すみませんでした。今年はなんとか、適時更新できるよう、努力します。</p>
<div id="attachment_1487" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/01/12photo0114_1.jpg" rel="lightbox[1484]"><img class="size-thumbnail wp-image-1487" title="12photo0114_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/01/12photo0114_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">嵐山、渡月橋。秋のほうがやはり良さそうです。</p></div>
<p>年始年末は日本に帰っていました。前回帰ったのが４年前ですから、久しぶりの日本でした。しかもお正月を日本で過ごしたのは、おそらく１５年ぶり！ゆく年くる年を、こたつに入って、ライブで見るなんて、なんだか感激。しかし、４年帰っていないと、信じられないことに戸惑っていました。お店の店員さんの日本語の意味が、一瞬わからないことが２，３度あったんです。丁寧語を普段、耳にしていなかったからだろうと思いますが、ちょっと自分が馬鹿に思えました。<span id="more-1484"></span></p>
<p>たまにしか帰らないからなのですが、日本の都市の変貌に、毎回驚かされています。今回は地元の関西だけでしたが、それでも大阪の梅田は、だいぶ変わったような気がします。しかし相変わらず人が多い。日本の人口が減少してるって聞いたけど、ホンマかいな。おそらく大都市では、まだまだ活気があるように思えますが。</p>
<p>全然デザインと関係ないですけど、日本の食べ物はおいしいですね。ここぞとばかり、普段食べられないものを食べていました。いや、全然高いものじゃないんです。蓬莱５５１の豚マンとか、心斎橋のたこ焼きとか、云々。デパートの地下なんか入ったら、”ああ、こんな素晴らしい場所が日本には沢山あるのに、なんであんな食い物のまずいアメリカに住んでるんだろう”と、ものすごくホームシックにかかっていました。</p>
<div id="attachment_1488" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/01/12photo0114_2.jpg" rel="lightbox[1484]"><img class="size-thumbnail wp-image-1488" title="12photo0114_2" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2012/01/12photo0114_2-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">錦小路。食べたいものいっぱい。</p></div>
<p>ということで、京都の錦市場に行ってきました。最高ですね、あの濃密な空間。薄暗いアーケード内に、店先から昇る湯気がゆらゆらと、灯りに照らされて。ごく日常の空間なのに、どことなく非日常に見えてくるのは錯覚だろうか。ちなみに河井は、だし巻き卵の店が、あいにく閉まっていて、くやしがっていました。僕も残念。今度いつあれを食べられるのか。（T)</p>
]]></content:encoded>
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		<title>木の畑見学</title>
		<link>http://pedarch.com/blog/?p=1474</link>
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		<pubDate>Sun, 11 Dec 2011 01:31:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>takaya</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[ランドスケープ、建築、アメリカ]]></category>

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		<description><![CDATA[今年も、あっという間に１２月に入ってしまい、片付いていない仕事の山に、あせっています。なんでこんなに時間が経つのが早いんでしょう。困ったものです。でもとにかく、不景気が続く中、PEDとしては、設計の仕事で忙しかったということで充実していました（まだ終わっていませんが）。
僕としては、建築の現場を、最初から最後まで関わったということで、ますます建築に関する経験値を上げました。
ご存知のように、我々、ペンギン事務所（誰もPenguin Environmental Designと呼んでくれず、Penguin、Penguin、と呼ぶ）は、建築士である河井と、ランドスケープアーキテクトである栗本の、デザイン事務所です。違った分野の二人が一緒にしていると、お互いの分野も当然、経験値があがってくるもので、事務所としては、非常に大事なことです。
話は飛びますが、先月、知り合いの造園業者が、とっておきの種苗場（こちらではnurseryと言います）を見せてあげると言うので、見学してきました。建築士である河井に、そういう現場を知ってもらう良い機会でした。
庭の設計、特にローカルに個人庭園を設計する場合、なるべくなら、近場から木を持ってくるのが現実的です。例えば西海岸にしかない木を、わざわざ何日もかけて、東海岸まで運んできて植えるのは、不可能でなくても、ちょっとやりすぎですよね。だからなのですが、近場で実際に何が手に入るか、という市場性は、日頃から調査して知っておく必要があります。
また実際に現物を見ていると、建築とランドスケープの設計の際、空間のボリュームをイメージするのに役立ちます。確かに図面上で、コートヤードにこの木があったら、どんな感じになるか、というのは、設計の仕事を何十年もしているから、ある程度わかります。それでも木の種類によって、表情が違います。その加減までイメージするには、やはり個々の樹種を知っておく必要があります。
さて、見学させてもらった種苗場には、確かに良い木が沢山ありました。おもしろいことに、日本に縁のある木が沢山ありました。カエデはアメリカでもポピュラーですが、その他にも、コウヤマキ、ナツツバキ、イヌツゲ等。こういった木に出会うと、なぜか日本の友人に再会したような気分になります。うれしいものです。（T)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今年も、あっという間に１２月に入ってしまい、片付いていない仕事の山に、あせっています。なんでこんなに時間が経つのが早いんでしょう。困ったものです。でもとにかく、不景気が続く中、PEDとしては、設計の仕事で忙しかったということで充実していました（まだ終わっていませんが）。</p>
<div id="attachment_1478" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/12/11photo1210_1.jpg" rel="lightbox[1474]"><img class="size-thumbnail wp-image-1478" title="11photo1210_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/12/11photo1210_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">ちょっと前の紅葉の風景。自然がいっぱい。</p></div>
<p>僕としては、建築の現場を、最初から最後まで関わったということで、ますます建築に関する経験値を上げました。<span id="more-1474"></span></p>
<p>ご存知のように、我々、ペンギン事務所（誰もPenguin Environmental Designと呼んでくれず、Penguin、Penguin、と呼ぶ）は、建築士である河井と、ランドスケープアーキテクトである栗本の、デザイン事務所です。違った分野の二人が一緒にしていると、お互いの分野も当然、経験値があがってくるもので、事務所としては、非常に大事なことです。</p>
<p>話は飛びますが、先月、知り合いの造園業者が、とっておきの種苗場（こちらではnurseryと言います）を見せてあげると言うので、見学してきました。建築士である河井に、そういう現場を知ってもらう良い機会でした。</p>
<p>庭の設計、特にローカルに個人庭園を設計する場合、なるべくなら、近場から木を持ってくるのが現実的です。例えば西海岸にしかない木を、わざわざ何日もかけて、東海岸まで運んできて植えるのは、不可能でなくても、ちょっとやりすぎですよね。だからなのですが、近場で実際に何が手に入るか、という市場性は、日頃から調査して知っておく必要があります。</p>
<p>また実際に現物を見ていると、建築とランドスケープの設計の際、空間のボリュームをイメージするのに役立ちます。確かに図面上で、コートヤードにこの木があったら、どんな感じになるか、というのは、設計の仕事を何十年もしているから、ある程度わかります。それでも木の種類によって、表情が違います。その加減までイメージするには、やはり個々の樹種を知っておく必要があります。</p>
<div id="attachment_1479" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/12/11photo1210_2.jpg" rel="lightbox[1474]"><img class="size-thumbnail wp-image-1479" title="11photo1210_2" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/12/11photo1210_2-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">潅木が畑のように並んでます。</p></div>
<p>さて、見学させてもらった種苗場には、確かに良い木が沢山ありました。おもしろいことに、日本に縁のある木が沢山ありました。カエデはアメリカでもポピュラーですが、その他にも、コウヤマキ、ナツツバキ、イヌツゲ等。こういった木に出会うと、なぜか日本の友人に再会したような気分になります。うれしいものです。（T)</p>
]]></content:encoded>
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		<title>またまた弱いインフラ</title>
		<link>http://pedarch.com/blog/?p=1456</link>
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		<pubDate>Tue, 08 Nov 2011 22:02:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yoko</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://pedarch.com/blog/?p=1456</guid>
		<description><![CDATA[お久しぶりです。こんなに、さぼってばかりではいけませんね。お陰様で、忙しいからなのですが、本当に忙しいと、人はものを考えなくなるのだなと、ここ数ヶ月感じています。忙しくても、私の頭の灰色の細胞は、ちゃかちゃかと何かを処理してるのでしょうが、なんだかこう「ぼあんと何となく何かを、頭でいじってみる」という余裕を失うのですね。それって、ものをつくる人間としてはまずいなと感じています。
さてさて、もう一週間もたってしまいましたが、10月としては記録的な雪が、降りました。テレビの天気予報が、数日前から雪だ雪だと大騒ぎして、「うそでしょう？」と思っていたのですが、重たいぼたん雪が、しっかり降りました。紅葉した葉が、散ってしまう前だったので、樹木の枝にしっかり負担がかかり、またもや木々がぼきぼきと折れてしまって。結果は、ハリケーンアイリーンの時と同様の、広範囲の停電です。まだ二ヶ月も経っていないのにね。停電範囲や期間としては、アイリーンの時を越えて、雪から10日後の昨日でも、まだ5万軒が停電だとか。
その理由は、送電線や送電塔が、切れたり倒れたりしたから。なぜ雪で、そんなものが倒れるの？と思いますよね。州知事の緊急記者会見でも、同じ事を質問した記者がいて、その答えは「それも雪で木が倒れたから」。えーっ！普通、送電線のまわりって、たとえ森であっても、まるでスキー場のように、木が切ってあるものじゃないの？そうじゃなかったとしたら、電気会社のエンジニアリングとか、メンテナンスにかなり問題ありだと思うんですけど。「電気代かえせー、さげろー」の声が多いらしい。当然ですよね。
今後、異常気象がこのまま続いて、停電が頻繁に起こると、どうなるでしょう？都市インフラが作りやすいように、集まって住みましょう、ということには、ならないように思います。私の勝手な予測ですけれども、「こんな貧弱な公共インフラなんて、あてにするものか！」という方向に走ると思うのです。すでに、比較的裕福な地域では、緊急用の自家発電機のある家が増えています。今後はきっと、通常も太陽熱や風力で、自家発電する家が増えるんじゃないかな。もしそうなったとしたら、異常気象と貧弱なインフラのもたらす、唯一の良い影響です。（Y)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1469" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/11/11photo1108.jpg" rel="lightbox[1456]"><img class="size-thumbnail wp-image-1469" title="11photo1108" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/11/11photo1108-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">早すぎる雪！</p></div>
<p>お久しぶりです。こんなに、さぼってばかりではいけませんね。お陰様で、忙しいからなのですが、本当に忙しいと、人はものを考えなくなるのだなと、ここ数ヶ月感じています。忙しくても、私の頭の灰色の細胞は、ちゃかちゃかと何かを処理してるのでしょうが、なんだかこう「ぼあんと何となく何かを、頭でいじってみる」という余裕を失うのですね。それって、ものをつくる人間としてはまずいなと感じています。</p>
<p>さてさて、もう一週間もたってしまいましたが、10月としては記録的な雪が、降りました。テレビの天気予報が、数日前から雪だ雪だと大騒ぎして、「うそでしょう？」と思っていたのですが、重たいぼたん雪が、しっかり降りました。紅葉した葉が、散ってしまう前だったので、樹木の枝にしっかり負担がかかり、またもや木々がぼきぼきと折れてしまって。結果は、ハリケーンアイリーンの時と同様の、広範囲の停電です。まだ二ヶ月も経っていないのにね。停電範囲や期間としては、アイリーンの時を越えて、雪から10日後の昨日でも、まだ5万軒が停電だとか。<span id="more-1456"></span></p>
<p>その理由は、送電線や送電塔が、切れたり倒れたりしたから。なぜ雪で、そんなものが倒れるの？と思いますよね。州知事の緊急記者会見でも、同じ事を質問した記者がいて、その答えは「それも雪で木が倒れたから」。えーっ！普通、送電線のまわりって、たとえ森であっても、まるでスキー場のように、木が切ってあるものじゃないの？そうじゃなかったとしたら、電気会社のエンジニアリングとか、メンテナンスにかなり問題ありだと思うんですけど。「電気代かえせー、さげろー」の声が多いらしい。当然ですよね。</p>
<p>今後、異常気象がこのまま続いて、停電が頻繁に起こると、どうなるでしょう？都市インフラが作りやすいように、集まって住みましょう、ということには、ならないように思います。私の勝手な予測ですけれども、「こんな貧弱な公共インフラなんて、あてにするものか！」という方向に走ると思うのです。すでに、比較的裕福な地域では、緊急用の自家発電機のある家が増えています。今後はきっと、通常も太陽熱や風力で、自家発電する家が増えるんじゃないかな。もしそうなったとしたら、異常気象と貧弱なインフラのもたらす、唯一の良い影響です。（Y)</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ウォール街を占拠せよ。</title>
		<link>http://pedarch.com/blog/?p=1448</link>
		<comments>http://pedarch.com/blog/?p=1448#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 24 Oct 2011 01:16:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>takaya</dc:creator>
				<category><![CDATA[Essay]]></category>
		<category><![CDATA[ランドスケープ、建築、アメリカ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://pedarch.com/blog/?p=1448</guid>
		<description><![CDATA[全然更新していなくてすみません。いや、言い訳なんですが、とんでもなく忙しいんです。仕事で忙しいというのは、この御時世の中、有難いことなんですが。
さて、前回エッセーを書いてから、一ヶ月以上経ってしまいましたが、様々な出来事が起こっています。リビアのガタフィ大佐がとうとう殺されたり。すこし前に、スティーブ　ジョブズ氏が亡くなりました。僕自身、アップルの信者でもないし、Iなんとかの類は一切持っていないのですが、ある事を思い出しました。生まれて初めて買ったコンピューターがマッキントッシュであった事を。とにかく何をするにも、ジジジー、ジジジー、と時計のアイコンが回っていたのを覚えています。
さて、日本でも報道されていると思います、「ウォール街を占拠せよ」デモ。非常に興味深く、見守っています。アラブの春で威力を発揮したITを利用したソーシャルネットワークシステムが、ここでも活発に使われています。興味深いと言ったのは、この点です。ネットワークというバーチャルな社会が、今回、ニューヨークの、しっかりとした現実空間に働きかけています。前々回のエッセーで触れたフラッシュモブと、その意味では同じだと思います。
今や、格差社会と表現され、アメリカの大多数の人は、仕事にありつけないか、一生懸命働いても、物価高、特にエネルギーと医療保険の支払いで、逼迫しています。いや、僕もいわゆる９９％の一人なのですが。
アメリカの大企業のCEOの給料が、一般社員のそれの300倍などと言われています。30年前のアメリカではそうではありませんでした。なぜ、こんな王様と下僕みたいな待遇の差になってしまったのか、ここでは追求しません。でも、いつになったら、みんな怒りを爆発させるんだろう、とかなり前から感じていました。
世の中、不景気で仕事がないとメディアが報道していますが、ハイエンド（富裕層相手）の市場はそんなに悪くないのではないかと思います。そういうのって、業界の中だけの話ですから、なんとなく伝わってくるのです。忙しい業者は大変忙しいと聞きます。安い住宅は売れないのと裏腹に、億単位の住宅の市場はすごく良い（本当かいな？）とまで言う人がいます。
時々、この国の豊かさって一体何なのだろうって考えます。広大な国土と資源を持ち、平均所得も高い。でも貧富の差も激しい。でも一番残念だと思うのは、都市の公共空間が貧しいことです。不思議に聞こえるかもしれませんが、この国の公共空間は、ただスペースが他の国より余裕があって、自然も多いこともあるがため、一見、豊かにに見えますが、実はそんなことないのではないかと、かなり前から感じています。特にここ数年は、慢性的な赤字で苦しんでいる自治体も少なくありません。
公共道路から見えないくらい奥まった敷地に、美術館のような個人邸宅が建っている。でも例えばマンハッタンの付け焼刃的な道路の修繕、どこからともなく異臭が漂う地下鉄など、この国の公共空間のアメニティーに、必ずしも、この国の持つ富が十分に還元されていないような気がします。
さて、デモは今後、どんな展開を見せるでしょうか。まだまだ、この若い国は、葛藤にもがく必要があるようです。（T)
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>全然更新していなくてすみません。いや、言い訳なんですが、とんでもなく忙しいんです。仕事で忙しいというのは、この御時世の中、有難いことなんですが。</p>
<div id="attachment_1452" class="wp-caption alignright" style="width: 160px"><a href="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/11photo1023_1.jpg" rel="lightbox[1448]"><img class="size-thumbnail wp-image-1452" title="11photo1023_1" src="http://pedarch.com/blog/wp-content/uploads/2011/10/11photo1023_1-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a><p class="wp-caption-text">デモともしかして関係あるかも知れない。大勢の警察官が（なにかのために）待機中。</p></div>
<p>さて、前回エッセーを書いてから、一ヶ月以上経ってしまいましたが、様々な出来事が起こっています。リビアのガタフィ大佐がとうとう殺されたり。すこし前に、スティーブ　ジョブズ氏が亡くなりました。僕自身、アップルの信者でもないし、Iなんとかの類は一切持っていないのですが、ある事を思い出しました。生まれて初めて買ったコンピューターがマッキントッシュであった事を。とにかく何をするにも、ジジジー、ジジジー、と時計のアイコンが回っていたのを覚えています。<span id="more-1448"></span></p>
<p>さて、日本でも報道されていると思います、「ウォール街を占拠せよ」デモ。非常に興味深く、見守っています。アラブの春で威力を発揮したITを利用したソーシャルネットワークシステムが、ここでも活発に使われています。興味深いと言ったのは、この点です。ネットワークというバーチャルな社会が、今回、ニューヨークの、しっかりとした現実空間に働きかけています。前々回のエッセーで触れたフラッシュモブと、その意味では同じだと思います。</p>
<p>今や、格差社会と表現され、アメリカの大多数の人は、仕事にありつけないか、一生懸命働いても、物価高、特にエネルギーと医療保険の支払いで、逼迫しています。いや、僕もいわゆる９９％の一人なのですが。</p>
<p>アメリカの大企業のCEOの給料が、一般社員のそれの300倍などと言われています。30年前のアメリカではそうではありませんでした。なぜ、こんな王様と下僕みたいな待遇の差になってしまったのか、ここでは追求しません。でも、いつになったら、みんな怒りを爆発させるんだろう、とかなり前から感じていました。</p>
<p>世の中、不景気で仕事がないとメディアが報道していますが、ハイエンド（富裕層相手）の市場はそんなに悪くないのではないかと思います。そういうのって、業界の中だけの話ですから、なんとなく伝わってくるのです。忙しい業者は大変忙しいと聞きます。安い住宅は売れないのと裏腹に、億単位の住宅の市場はすごく良い（本当かいな？）とまで言う人がいます。</p>
<p>時々、この国の豊かさって一体何なのだろうって考えます。広大な国土と資源を持ち、平均所得も高い。でも貧富の差も激しい。でも一番残念だと思うのは、都市の公共空間が貧しいことです。不思議に聞こえるかもしれませんが、この国の公共空間は、ただスペースが他の国より余裕があって、自然も多いこともあるがため、一見、豊かにに見えますが、実はそんなことないのではないかと、かなり前から感じています。特にここ数年は、慢性的な赤字で苦しんでいる自治体も少なくありません。</p>
<p>公共道路から見えないくらい奥まった敷地に、美術館のような個人邸宅が建っている。でも例えばマンハッタンの付け焼刃的な道路の修繕、どこからともなく異臭が漂う地下鉄など、この国の公共空間のアメニティーに、必ずしも、この国の持つ富が十分に還元されていないような気がします。</p>
<p>さて、デモは今後、どんな展開を見せるでしょうか。まだまだ、この若い国は、葛藤にもがく必要があるようです。（T)</p>
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