10月の初めのASLAの総会では、ランドスケープ関連の見本市も開催されていたと、前回述べたと思います。 僕はよく知らなかったのですが、見本市では、いろいろ景品がもらえるんですね。 実は河井から、自転車を持って帰ってくるよう命令されていました。 なんで自転車? とにかく自転車を景品でもらえるブースがあるらしい。

苔弁当

 

結果を先に言うと、自転車はもらいませんでした。 というか、命令は無視して、自分の興味ある製品のブースだけ回っていました。 もらったのは、鉛筆とか手帳など地味なものばかり。 友人は、息子と娘のために、サーチライトや、プラスティックのマグカップ、他に子供の喜びそうな物を、手提げ袋いっぱいにもらっていました。 意識すれば、結構集められるものだと、妙に感心。

ひとつだけ変わったものをもらってきました。 苔のサンプルなのですが、つまり本物の苔です。4種類の苔が、プラスティックの弁当ケースに詰められていました。

実は苔が、アメリカで見直されています。ニューヨーク・タイムスの記事で、苔の良さを紹介されていました。 苔は緑豊かで、メンテ不要の芝生である(Moss Makes a Lush, No-Care Lawn.)ということらしい。 もちろん、芝生のように走り回ったりできないけれど、 木陰で育つ苔は、非常に豊かな緑色を呈するし、 苔のある庭を歩くと、なんとなく癒される感覚を持ちます。まあ、苔のある空間というのは、往々にして、木陰の多い林のような場所ですから、 それだけで森林浴のような効果があるかもしれませんね。

苔も庭の素材として、アメリカで少しずつ認められてきたということでしょうか。 近年の環境、エネルギーに対する意識の高まりに乗じて、ほんの少しずつではあるけれど、大量の灌水を必要とする芝生一辺倒の景色に、疑問が持たれるようになってきました。 もっとサステイナブルなデザインにしよう、ということらしい。

そういうことだから、我家も苔庭をつくろうと提案しているのですが、どうなることやら。 日本庭園には苔は必要!と今説得しているところです。 (T)